近代絵画とは19世紀後半以降の芸術作品を指します。印象派もその範疇に入りますが需要雄観点から別カテゴリーと致しました。
　
ここで扱う近代絵画とは主に新古典主義、ロマン主義、写実主義から始まり象徴主義やフォービズム、キュビズム、エコール・ド・パリ、そしてシュルレアリスムなどとなります。
　
対象作家は多岐に渡りますが象徴主義ではギュスーターブ・モロー、オディロン・ルドン、グスタフ・クリムト、アルノルト・ベックリン、エドヴァルド・ムンクなどが挙げられます。
フォービズムではマティス、ルオー、ジョルジュ・ブラック、アンドレ・ドラン、ラウル・デュフィなどとなります。
キュビズムを代表する作家は20世紀最大の画家、パブロ・ピカソでしょう。
　
エコール・ド・パリはシャガール、モディリアーニ、マリー・ローランサン、キスリング、さらに日本人の藤田嗣治（レオナール藤田）が代表的作家として挙げられます。　
シュルレアリスムではダリやマグリットが有名です。
　
その他にも素朴派と呼ばれたアンリ・ルソー、スーラやシニャックに代表される新印象派、抽象絵画の創始、カンディンスキーも依然としてオークションでは高額落札されやすい作家と言えます。　
　
作家・作品によって海外オークション向きか、国内オークション向きかございますので、それぞれに適した市場をご案内したいと存じます。