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草間彌生の作品を買取査定に出そうと思われている方必読!現代アート・草間彌生作品は買取よりオークションに出品する方が得する理由

2022.06.09

ブログ

 

【現代アート・草間彌生作品は買取よりオークションに出品する方が得する理由】はじめに

草間彌生は日本を代表する現代アート作家の一人です。草間彌生の作品といえば水玉模様や網模様を用いた『南瓜』が有名です。

 

最近「祖父の遺した草間彌生のシルクスクリーンはいくらで買取可能か」や「草間彌生の南瓜の買取査定をお願いしたい」と現代アート買取や草間彌生買取についてご相談を受けることが増えてまいりました。

もちろん草間彌生作品は買取も可能です。しかし買取よりも国内・海外オークションへ出品した方がお客様、ご依頼者様の手元に残る金額が大きくなる可能性が高いことはご存知でしょうか。

草間彌生の作品における買取とオークションでの金額の差は数百万円から作品によっては数千万円の差が出ます。

 

そこで今回は「草間彌生の作品を買取査定に出そうと思われている方必読!現代アート・草間彌生作品は買取よりオークションに出品する方が得する理由」と題し、草間彌生作品のオークション出品についてご案内していきたいと存じます。

これから草間彌生の作品を買取依頼に出そうと思われている方や、少しでも草間彌生の作品を高く売りたい方にとってお役に立てれば幸いです。

 

 

草間彌生作品が買取価格より高額落札される理由とは?

近年の草間彌生作品の取引価格高騰は業界関係者も驚きを隠せておりません。

版画技法のひとつシルクスクリーンによる作品でも作品によっては1点1000万円を超え落札されるケースも見受けられます。バンクシーのシルクスクリーンがおよそ400~600万円ほどであることを鑑みると以下に高額かお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

草間彌生は1929年長野県松本市に生まれます。

幼い頃から幻覚と幻聴に悩まされますが、それらを絵に表現したことが草間彌生作品の源流と言えましょう。

今でこそ「水玉の女王」と評される草間ですが、1960年代には「前衛の女王」との異名をとり、抽象絵画と過激なパフォーマンスアートを得意としました。

ただ1960年代から1980年代の草間彌生作品に対する評価はそこまで高いものではありませんでした。

この時代の日本はちょうど高度経済成長期・バブル経済期にあたり、1987年当時の安田火災海上保険(現在の損保ジャパン日本興亜)がゴッホの『ひまわり』を約58億円で落札したことからもわかるように、よりポップで色彩の鮮やかな作品や国際的に知られるブランド性・話題性の高い作品へのニーズが高かったためです。

80年代後半でようやく『南瓜』が1000万円前後で取引されていたというから驚きです。

 

草間彌生作品が再評価されたのは1990年代からと言われております。

1993年にイタリアのヴェネツィアで開催された現代アート展覧会、ヴェネツィア・ビエンナーレで日本を代表する現代アーティストとして参加し国際的評価へと発展します。

その頃から草間彌生作品の取引価格も高騰し、さらに2000年代に入ると5000万円から1億円ほどとなりました。

これはもちろん草間彌生作品の評価が高まり、人気と需要が上がったためではありますが、それと同時に現代アートで見られる投機マネーも見逃せない要素と言えましょう。

 

これは草間彌生作品だけに当てはまることではございませんが、現代アートは芸術作品であると同時に実物資産としての意味合いが強く、株式市場の様に取引されているのが現状です。

草間彌生作品に限るとその需要は香港・中国といったアジア市場での需要が高いという特徴がございます。2018年に中国の上海や広州など5か所で開催された「草間彌生と村上隆の共同作品展」で展示された草間作品が全て贋作、つまりニセモノだったというニュースは記憶に新しいかと思われます。逆を返せばそれだけ中国での草間彌生作品に対する熱量が高いとも言っても過言ではないでしょう。

 

オークション関係者に聞くと草間彌生作品の過熱さはやや落ち着きを見せており落札価格の高騰は収まるのではないかと言っておりましたが、上り続ける株価がいつ下がるか分からないのと同じく、草間彌生作品の価格もいつ下がるかは誰にも分かりません。

ただ一言言えることは、2015年サザビーズ香港で行われたオークションでは『No. Red B』が約8億円で落札されているように、現在の海外オークションで億以上の落札価格が予想される日本人現代アーティストこそ草間彌生なのです。

 

 

草間彌生作品を買取価格より高額落札させるために必要なポイントとは?

①来歴

草間彌生作品のオークション出品には先ず何よりも「来歴」が重要となります。

来歴とは当該作品の購入先など「どういった経緯で入手した作品かがわかるもの」です。

例えば画廊購入でしたら、その画廊の領収書があると来歴を示すものとして評価されます。

 

シルクスクリーンでも1点1000万円を超える作品が存在する草間彌生は贋作も大変多いため、この来歴が重視されます。

特にシルクスクリーンの場合、鑑定機関が存在しないため購入先の画廊や百貨店の信用度、またどういった方から譲り受けたものかが重要となってまいります。これをクリアしてから真贋の判断に入るオークションハウスも少なくありません。

 

②真贋判定の難しさ

草間彌生作品を高額落札させるためには「作品の真贋判定」が必要不可欠です。

草間彌生作品の真贋判断はシルクスクリーンと油彩画で異なります。

シルクスクリーンは版画の一種でアンディ・ウォーホルや奈良美智といった著名な現代アーティストもよく用いることでも知られております。

その特徴は一定の質を保ちながら大量生産できることにあります。

この大量生産性こそ現代アートの真贋を最も困難にしている要素と言っても過言ではありません。

 

シルクスクリーンの作品は現代アーティストの著作権を統括する機関でも鑑定しないケースが多くなってまいりました。

草間彌生作品の著作権を管理する株式会社草間彌生(草間彌生スタジオ)でもシルクスクリーンの鑑定はしておりません。

それはやはり、シルクスクリーンは大量生産に向いており、精巧な贋作も作りやすいからでしょう。

日本国内の市場で流通している草間彌生作品のほとんどがシルクスクリーンであるため、作品の真贋判断をどうするのかが問題となってまいります。

 

油彩画の場合、株式会社草間彌生(草間彌生スタジオ)にて鑑定・登録の問い合わせをすることが可能です。

登録が可能と判断された作品は草間彌生の作品として担保されるため、億単位の落札が見込めるアクリル絵の具の作品はオークションハウスから引手数多となることでしょう。

 

③買取専門店とオークション代行出品の違いを知ること

「草間彌生買取」や「現代アート買取」とネット検索しますと、いくつもの「現代アート買取専門店」がヒットするのではないでしょうか。

買取専門店とは買取をし転売することで利益と出します。「買取=仕入れ」となるため、買取店のほとんどがなるべく安く仕入れたいというのが本音です。

先ほど「日本国内の市場で流通している草間彌生作品のほとんどがシルクスクリーンであるため、作品の真贋判断をどうするのかが問題」と申し上げました。

そのため買取店の多くはリスクを抑え、出来る限り低い価格で買取をしようとします。その査定額は買取店により千差万別ですが真贋判定の難しいシルクスクリーンは低く見積もりされがちです。

 

一方オークション代行の場合、落札額から1割から2割の代行手数料を引いた額がお客様、ご依頼者様の手元に入るのが一般的です。

例えば1000万円で落札される可能性のある草間彌生のシルクスクリーンを800~900万円で買取を行う業者は少ないでしょうがオークション代行の場合ですとその額がお手元に残ります。

また真贋判断の難しいシルクスクリーンもオークションハウスと繋がりのある代行店ではノウハウが充実しているため買取店に比べて明確です。

 

油彩の作品は株式会社草間彌生(草間彌生スタジオ)への鑑定・登録問い合わせが必要です。これから草間彌生スタジオへ問い合わせをしなくてはならない油彩画を1億円で買い取る業者はほぼ皆無でしょう。ではこれからお客様・ご依頼者様自身で鑑定をしなくてはいけないとなると、どのように進めていいのか分からないという方がほとんどなのではないでしょうか。オークション代行ですと、その業務も代行するためストレスなく円滑に進みます。

もしお持ちの草間彌生作品が登録されたら落札価格で1億円以上見えるかもしれません。

作品によって国内オークション向き、海外オークション向きとありますので、その点もオークション代行店と相談されるとよいかもしれません。

 

 

【現代アート・草間彌生作品は買取よりオークションに出品する方が得する理由】まとめ

草間彌生作品は買取よりもオークション代行がお勧めです。

草間彌生作品を買取より高額落札させるには「作品の来歴」「真贋判断」そして「買取とオークション代行の違いを知ること」が重要なポイントとなります。

 

日本市場で流通する草間彌生作品のほとんどがシルクスクリーンですが、真贋の鑑定をする公的機関が存在しないため買取店では買取自体に二の足を踏むか低い査定額の提示となるなど買取店によりまちまちなケースが見受けられます。

オークション代行の場合、オークションハウスとの協力の元、真贋判断や落札予想価格を提示するため、より安心してお取引できるかと思われます。

またオークション代行は落札価格から代行手数料も決まるため、買取に見られる「ひょっとして安く買いたたかれた」というお客様・ご依頼者様の不安も払しょくすることができます。

 

 

オークション代行を専門とします弊社・オークションパートナーズではお客様・ご依頼者様がお持ちの草間彌生作品を最適なオークションへ出品するお手伝いをさせていただいております。

真贋がわからない草間彌生作品、これから買取査定に依頼しようと考え中の草間彌生作品をお持ちの方は是非オークションパートナーズへご相談いただければと存じます。

オークション出品に関わる全ての業務を代行いたしますので、オークションが始めての方でもご安心ください。

 

現代アート・草間彌生作品のオークション出品に関するお問い合わせはこちら↓

現代アート・草間彌生作品は買取よりオークションに出品、オークションパートナーズへお任せ下さい

 

 

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